匿名性の高いSNSアプリ「GRAVITY(グラビティ)」の利用者1,017人を対象にした調査で、2025年に「よく見た話題」上位10のうち7項目が“感情”ジャンルに入り、恋愛や孤独、寂しさなど本音に近い投稿が目立つ傾向が示されました。調査は2025年11月4日〜8日に実施されています。

背景には匿名SNSの特性があり、恋愛投稿も「幸せ報告」より、曖昧な関係や片想いなど心の揺れを扱う内容が中心になりやすいといいます。一方、「よく使ったワード」では感謝や声かけなど温かな表現が多く、悩みの可視化と支え合いが同時に進む構図がうかがえます。

ハッシュタグ増加率では「#質問をしたら誰かが答えてくれるタグ」が前年比128%増で最多となり、日常の疑問から恋愛相談まで質問・回答の往復が広がりました。コミュニティ機能「惑星」では「Girls Onlyの星」が前年比6.2%増で1位です。今後、匿名環境での相談需要と、安心して参加できる小規模コミュニティの拡大が続く可能性があります。

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